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あーるじゅうはち Ⅱ

第15章 『 恋愛 』



「悠斗のこと・・・」

好き、なのかな。

『お前がずっと好きだった』

初めて行為をしたときに言われたその言葉。
思い返すだけで頬が熱を持つのがわかる。

悠斗の低い声。
初めてその声を聴いたとき、ドキドキが止まらなくて
身体の奥に響き渡るようだった。

目を瞑って最初のことを思いかえす。



ーーー『いや、ヤるぞ最後まで』


ーーー『!?正気!?あんた、瀬理さんは!?』


ーーー『------・・・は?瀬理?誰?? 』


ーーー『瀬理!瀬理 美奈子!あんたの好きな人!』


ーーー『んでそんなテキトーな噂流れてんだよ・・・つうかみことも何で信じ切ってんの?・・・・・・・・いいか、俺が好きなのは・・・・』

   
ーーー『・・・?』

そうだ。
この時、言われたんだ。


ーーー『                

        

        ずっと前からお前だけだよ。



                           』

悠斗の、告白。
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