第14章 告白の応え
悠斗「ん?よく分かったじゃんなのに」
なんだなのにって、おい。
「アンタがイケメンだから色々貢がれたんでしょ」
昔からよく見かけたその光景に納得しつつ頷くと悠斗は複雑そうな顔をしていた。
あー、ほんとイケメンは得だなぁ
私もイケメンに生まれたかったわ。
なんて考えていると。
悠斗「俺はさえいればいいんだけど」
悠斗が顔を赤らめながら私を見た。
「・・・へ?」
もちろん私は急なことに驚いてて。
悠斗「ホント、お前いつになったら俺の返事くれんだよ・・・」
少し呆れたふうに言う悠斗に私は乾いた呼吸しか出てこない。
まさか忘れていましたなんて流石に2回は言えないためテンパったまま口をひらいた。
そして、出てきた言葉は。
「あ、あした!あしたいうから!」
何も考えていない私はすぐにこの言葉を後悔した。
明日なんて・・・。
どうすればいいの!?