第14章 告白の応え
拓「カンかな」
「カン!?」
カンってどういうことですか!?
というか一言でまとめないで!
お願いだから!
私が更なる説明を求めて誠に視線を移すと誠は「お前雑すぎだろ・・・」と拓に言ってから私の方を向き直して、答えた。
誠「つまりあれだよ。
がなんか考え事している間に
少し話してみたら俺らが “薬の当事者”ってことが分かったんだ」
「少しって何!?」
思わず説明を求めると拓せんぱ・・・拓が適当に流した。
拓「プライベートについて」
!?
プライベートについて話したら薬のことわかったとか全然納得出来ないんですけど!
てか私は何話したのか聞いてんのに!
本当納得出来ない…納得出来ない、けどまあいいか。
別にそれで害があったわけじゃないし、ね。