• テキストサイズ

あーるじゅうはち Ⅱ

第5章 はじまり



身体が固まり、持っていたバックを思わず手から滑り落とす。
それを予測してたかのように誠はひょいとそれを持ち上げると

「あっちはあっちでうまくやってんじゃん」

と向こうを見た。

「っば、ばか!」

私は誠からバックを受け取りチラリと深琴君たちを確認した。
優菜は顔を真っ赤に赤らめながら、深琴君も少し照れつつ話していてなんだかいい雰囲気だ。

…良かった。
これならデートもうまくいきそう…
ホッと安堵した私には知るよしもなかった。

ここからはじまる波乱のデートと、その先に続く蜜の時間のことを。








/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp