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初恋

第1章 Ⅰ





ある喫茶店に入る


木「好きなの頼んでいいよ。俺のおごりだから」

「いえ!初対面の方にそんな」

木「俺の方が先輩なんだら、遠慮しなくていいよちゃん」

「いえ、でも」

木「いいから。いいから」

「じゃあ、お言葉に甘えて」

断りすぎるのも良くない。それはこの業界で学んだこと



木「よし!決まった?」

「はい。ホットココアとミニチョコレートパフェで」

木「すいません」

店員「はい。」

木「コーヒーとホットココア、ミニチョコレートパフェお願いします」

店員「わかりました。少々お待ちください」


木「ちゃんって甘い物好きなの?」

「大好きです!事務所のプロフィールにも甘い物が好きって書きました」

木「そっかー。俺にはあんまりわかんないんだよな。俺の知り合いにも甘い物大好きなやつが2人ほどいるよ」

「そうなんですか?今度あってみたいです。私の周りには甘い物が好きな人がいなくて」

木「じゃあ、今度紹介するよ」


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