第10章 3年ズ【支倉ヒース&久我恭介】
準備体操をさせて、改めて海に入る。
そこからはどんちゃん騒ぎ。
珍しく恭介もはしゃいでるしね。
菜々海「戻ってきたんだ、方南スト部に。」
ぼそっと言ったつもりなにね。
どうして、聞こえるんだろう。
ヒースと恭介が振り返った。
ヒース「あっ。恭介、菜々海。おかえり。」
菜々海「ただいま。」
恭介「ただいま。ヒース。」
穂積「あっ!ヒースくんだけずるい!ななみん、久我先輩おかりなさい。」
菜々海「ただいま。穂積!あー!かわいい!」
私は穂積に抱きつく。
穂積、ごめんね。
ありがとう、ヒースを支え続けてくれて。
そんなこんなで丸一日海で遊んだ。
帰りは普通に電車(笑)。
ヒース、恭介が手すりに掴まって立っている。
席に座ってる順はこう
壇歩穂貴奈陸尊。
両隣…てか、私たち3年と壇先生以外は夢の中。
あんだけはしゃげば寝るよ。
奈々によりかかられてる状態(笑)
動けない(;一_一)
そして、電車に揺られていると頭に手が置かれた。