第1章 元気っ子 【八神陸】
支倉「いつも、桜井の手伝いありがとな。助かってる。」
菜々海「い、いえいえ。いつも陸くんがお世話になってますし。」
久我「でも、手伝ったことにかわりないだろう?それに、応援にだって来た。それは充分今回の祝勝会にくる理由になるだろ。」
支倉「恭介が言ってんだ、来いよ。それに、俺ら的には部員でもいいと思ってるけどな。」
陸「支倉先輩!」
菜々海「ねぇ、陸くん。」
このとき、純粋にみんなの役にたちたいと思った。
陸くんの、あの、ストライドをしているキラキラした顔をもっとみたい。
それに、奈々ちゃんにしか話してない陸くんと付き合ってるってこともストライド部のみんなに言いたい。
まぁ、勘のいい穂積先輩あたりは気づいてると思うけど。
少しでも奈々ちゃんの負担を減らしたい。
いろいろ考えていたらピリカに着いた。
菜々海「あの!」
陸「菜々海?」
菜々海「私、もっと陸くんやみなさんが走ってる姿を見たい。だから、ストライド部の一員になってもいいですか?」
陸「菜々海!大好き!」
陸くんが飛びついてくる。