第5章 風とキミ【久我恭介】
奈々「?はいっ!」
菜々海「てか、だいぶ流されたね(;一_一)」
奈々「ほんとだ…。」
菜々海「あそこにいるや…。髪の毛カラフルだな、おい(・・;)」
奈々「すぐに見つかりますね(笑)」
私たちは砂浜に向かって泳いだ。
ものすごくのんびりと。
菜々海「手がしわしわ(笑)」
ヒース「どんだけ海ん中いたんだよ。」
久我「ほとんどだな。昼食べに行くぞ。」
菜々海「うん。お腹減った〜。」
菜々海「尊…(・・;)。プロテイン常備…。」
陸「せっかく、海の家の料理なのに〜。」
穂積「さすが藤原氏。ぬかりないですな。」
歩「ですな、小日向氏。」
菜々海「いいから食べちゃいなさいよ。じゃないと置いてくよ。」
それから午後もめいっぱい遊んで民宿に行った。
海からそんなに離れてないところにしたんだ。
部屋から外を眺めていると恭介が出て行くのが見えた。
奈々ちゃんに先に寝るように促してから、恭介の後を追った。
菜々海「恭介。」
堤防の上に座っていた恭介の隣に腰を下ろす。