第26章 * 嫉妬 【藤原尊】
翌日、学校にいく時も尊は無言のままで昼休みも尊は一人でどこかにいってしまった。
陸「藤原と喧嘩でもしたの?櫻田さん。」
貴「喧嘩…じゃない。一方的に無視されちゃってて…。」
陸「藤原が?!なんてやつだ。」
奈「八神くん?大声出してどうしたの?」
それから、奈々ちゃんとりっくんに昨日からのことを話すけれど原因がみつかるわけもなく…放課後になってしまう。
今日、一日話せていない…。
部活をやってる尊は昨日とあまり変わらずグラウンドを眺めながらため息をこぼした。
陸「なんで櫻田さん無視してんだ?藤原。」
尊「お前には菜々海の事関係ないだろ。」
陸「関係無くない!相談されたんだからな。」
尊「菜々海が?お前に?」
陸「藤原が無視するってうち尊怒らせちゃった…って。」
尊「……。」
今日は迎えに来てくれるのかな?
来てくれないよね…この調子だと。
今日は一人で帰ろう…。