第26章 * 嫉妬 【藤原尊】
こんな遅くまでやってるところに驚きだよね。
貴「ふ、ふぉ〜!めっちゃ美味しそう!奈々ちゃん何にする?!」
奈「私は…うーん、食べたいの多いから迷う!」
貴「なら、半分こしよ!」
奈「うん!」
陸「なら、俺のもわけたらどうかな?」
奈「いいの?八神くん?!」
貴「なににする?!」
奈「えっとね…。」
奈々ちゃんとりっくんとわけっこして三種類食べられて大満足。
尊は何も食べてなかったけど良かったのかな…?
その後奈々ちゃんとりっくんと別れて帰り道を歩く。
なんか不機嫌?
わかりにくいけどムスッとしてるんだけど…。
貴「尊?」
名前を呼んでも返事を返してくれることは無かったし話しかけても尊は無言のままだった。
それでも家まで送ってくれたのはやはり優しいと思ったけれどまた明日が言えない寂しさが胸に残った。