• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第5章 2次試験・前編


「任せる」


「ええ」


任せる、と言われると俄然やる気が出て来るのはなぜだろう。


必要とされているからだろうか。


「団長、地図頼んでも良い?

俺アナログ苦手でさぁ」


申し訳なさそうに眉をひそめる。


「あぁ」


それを嫌な顔せず頷いた。




とりあえず次の分かれ道まで道なりだ、とクールに告げる。


“ 団長 ” と呼ばれているのだから何かのリーダー的存在であることが分かる。




けれど顔色を伺うことなく自然体で話せているところからすると、とても良いリーダーなんだなと想像が出来た。


「とりあえず先へ進もう。

時間があるとはいえ、どこで時間を喰うか分からないからな」


先を歩くクロロさんのあとをシャルナークさんと並んで着いて行く。
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp