【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜
第20章 暴走
いくら自分の役割が戦闘外だとしても、やっぱり気にするよな。
強い人の中に居るのだから当然か。
「良いですよ。
コルトピさんの都合の良い日にしましょうか。
私が都合をつけますから」
少しだけ口角を上げた。
「ありがとう」
「ノブナガもいしょに習たらどうか?
範囲もきと広がるね」
「うるせー。
大体お前ぇらは使えねーだろうが。
使えもしねーのに言うな!」
ったく、と声を荒げた。
「ノブナガも短気ね、すぐ怒るよ」
「まぁ、良いじゃない。
それも全部含めてノブナガよ。
大体大人しいノブナガなんて気味が悪いじゃない」
「パク、お前言ってること酷ェぞ」
頬を引き攣らせているフィンクスさん。
まぁ、気持ちが分からんでもない。