• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第15章 役割


当然と言われれば当然か。


ひょっこり現れた人をいきなり中心にする、だなんていくらなんでも受け入れられる筈がない。


「今はまだ納得しなくても良い。

いずれ分かる時が来る筈だからな」


先々を見据えて話すクロロさんの瞳は自信に満ち溢れている。


「この話はここで終わりだ。

次の仕事について話すが良いか?




今回狙うのは古文書だ。

ユベリカ地区の展示館にあるのを頂く。

決行日は3日後。

妨げる者は殺せ、俺が許す。

行くメンバーはまたあとで言う」


古文書か。


「パク、物からも記憶は読み取れるか?」


「ええ、問題ないわ」


「じゃあ頼む」


「了解」


「ノブナガ、お前の円の範囲はどれぐらいだ?」


「は?」


「どれぐらいだ?」


「半径4メートルってとこだけど、それがどうかしたか?」


「4メートルか…。

それじゃ流石に無理だな」


「どうして?」


シャルが真っ先に疑問を口にした。
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp