第2章 ~第二章~舞踏会の夜
―プリンセスside―
(レオ、一体どうしたんだろう…?)
レオがダンスホールを出て行った後、しばらくして私も自分の部屋へと戻って行った
――――……
(少し、張り切りすぎて疲れたな…)
(少しだけ寝て、そのあとにレオの様子を見に行こうかな…)
そう思い、私は浅い眠りへと落ちていった
――――…
しばらくすると、窓を何かがコツコツと叩く音がして目が覚めた
(…?何だろう…?)
不思議に思い、窓を開けると何かが勢いよく部屋へと飛び込んできた
「わっ…!?」
??「プリンセス、コンニチハ、コンニチハ」
「あっ…セバスチャン…?どうしたの?」
セバスチャン「レオ、ネテルカラ、セバスチャン、ヒマ」
「あっ、そうなんだ。…じゃあ、一緒にお話しようか?」
セバスチャン「プリンセス、ヤサシイ、プリンセス、スキ」
そう言ってセバスチャンは私の肩へと乗り、頬擦りをした