第3章 黒の教団壊滅事件
「早死するぜお前…嫌いなタイプだ」
「そりゃどうも」
イライラ真っ最中の神田はアレンに任せておこう。私は咳き込んでいる新人ファインダーの元に向かった。
『大丈夫?』
「リッ、リオさん!だだだ大丈夫です」
初めて話す新人ファインダーは私を見て、離れながら言った。……何故か恐れられている?というか嫌われている?
『一応医務室で婦長にみてきてもらって来た方がいいよ。』
少々ショックを受け、私は立ち上がった。神田がアレンや私を睨見つけている。私もなにか口出しした方が良いだろうか。
「アレン!神田!10分で飯を食ってくれ!」
それを止めたのはリーバー班長だった。