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カラ松一日体験【おそ松さん】

第17章 また会いたいなぁ




『会う日にちが決まったダスよ!次の日曜日ダス!
日にちが変わった瞬間に飛ばすダスからちゃんと準備をしとくダスよ〜』

いつも通りに自由気ままに過ごしていたある日(いつ連絡が来るかとずっとソワソワしていた)ピロンッと俺の携帯に一通のメールが届いた。送り主がデカパン博士だと気付いた瞬間に高速で携帯を手に取り、メールを開きその文章を一文字一文字に目を通す。

「次の日曜日か……今日が木曜日だから後、三日後だな……、楽しみだ」

他のブラザーがいるために聞こえない程度の独り言を呟いてからバレないように鏡を見るふりをしながら自然に綻ぶ顔を隠した。










ーーーーーーーーー


(うぉおおお…、ど、どうすればブラザー達に不審がられずにデカパン博士の元に行けるんだろうか…)

それも、深夜に。
11時半前にはデカパン博士の研究所に着いていたい。しかしどうブラザー達に言えば良いのか…。それともこそこそ隠れて家を出てしまおうか。いや、それだとみんなを心配させてしまうな。
適当に飲み物を飲みたくなったからコンビニに行ってくると言えば大丈夫だろうか?

「何でさっきっから真顔なの?怖いんだけど…考え事?
考え事は良いけど、目つき!目つきが怖ぇよ!カラ松!」

「え?……あぁ、何だ、おそ松か」

「何だって何だ!バカラ松ッ!!ちょっ、ため息つくなよ!泣くぞ!」

「夜なのに何でそんなにテンションが高いんだ…、眠くなるとハイテンションになる子猫か?」

「いやいやいや!!まだ9時!俺成人済みの大人!つーか、なんで猫飼ったことないお前がそんな事知ってんだよ!?」

「猫大好きないっちから聞いたに決まってるだろう?」

「いっち!?一松の事か!?何だその呼び方」

「なんとなく」

「ちょっとカラ松!カラ松ボーイの一松が発狂してるからやめて!その呼び方やめて!」

「オ”オ”ォォオオ”オオン」

「わぁーー、一松兄さんニャンチュウ見たいな声」

「ぶぅっふ」

ブラザー達がいつもより何でかテンション高いノリツッコミをかましながら騒いでいるのを見ながら携帯の時間を確認する。22時12分。ブラザー達とはしゃいでいたら(自分もに会えると言うのも含めテンションが高い)気づいたら22時を超えていた事に気付いた。

(コンビニに行くと言うのは11時過ぎぐらいで丁度良いか。)
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