第12章 一日体験〜カラ松視点3〜
「どうしようか……………」
俺は今悩んでいる。めちゃくちゃ悩んでいる。
それは………
お風呂だ。
「うーあー、どうしようか…?流石に入らないのは……女性に対して失礼だろう。…といっても身体を見るのは…もっとダメだろう…?」
ううーん、と頭を悩ませる。
タオルで目を隠す…?どこに何があるか分からない。それに濡れて取れたらヤバイ。
下着のまま入る?気持ち悪い。
水着に着替える?いやいや、まず水着が何処にあるか分からない。
あぁーーっ!!!どうすれば良いんだッ!!!
身体は流石に洗えない……の身体…、別に見たいとか思ってないぞ⁉︎って誰に言い訳してるんだ、俺は………。
髪だけでも洗わないと…、あ。洗面所で髪を洗ってしまおうか。そうしたら服を脱がなくても良いし。グッドアイディアじゃないか?ビンゴォ?
「朝になって身体が交換したらお風呂に入って貰おう。手紙に書いとけば大丈夫だろう。」
「ふぅ………サッパリした」
髪を乾かした後、寝るための服に着替えた。
「ももともかにご飯あげたし、手紙書こうか」
現在午後8時、手紙を描いたらちょうど良く寝る時間になるだろうと思い便箋を置いていた机に向かい、椅子に座る。
「よし!今日あったことをまとめていくか……
ももともかの事と…今日、菜穂美さんと遊んでおそ松さんグッズを買ってきた事と…………
よし、こんなものか。
……少し多くなってしまったが大丈夫だろうか。
でも、は逆に喜んでくれるんだろうな。
……もう少しで今日が終わる、は今何をしているのだろうか。」
手紙を書き終え、ふぅ、と一息つく。
大切に書いた手紙をしまってから分かりやすいように手紙に名前を書いて机の上に置く。これならも気付くだろう。
「楽しんでくれていると良いな…あ、でも変態な事とかしてないか…?大丈夫か…?
だだ大丈夫だろう…を信じようじゃないか」
一瞬自分の姿で暴走しているが頭に浮かんでしまったが一瞬で消した。そんな事してる訳ない!……筈だ!
「あぁああ、ダメだ!!
こうジッとしてると変な事ばっかり考えてしまう!!
寝よう!良し!少し早いが寝てしまおう!!」