第11章 真実
『まあ、とにかく俺は明日から仕事があるから
ここに住むことになるけど、紫音のことだしどうせ悩んで決まらないんでしょ?
だから、はい、合鍵
もし来たくなったらいつでも来なよ』
「え、でも……」
『まあまあまあ、俺は出来るだけ早く紫音の作ったご飯が食べたいところだけど
強制するってわけにもいかないし、気が向いたらでいいからさ』
「う、うん……」
『そういうわけで、ご飯食べに行こうか』
「え?」
『お腹すいたでしょ?お昼も過ぎてるし』
「そういえば、空いてるかも」
『じゃあ行こうか、美味しい場所この前見つけたから
そこ行ってもいい?』
「うん」
『よっし、はい車乗ってーレッツゴー』