第18章 大切な人
「恭雅?」
『はい…』
「いつでも言っていいんだよ?寂しいって」
『そんなこと言えるわけないだろ、奏もいるのに』
奏『かなで気にしないよ!お父さんさみしかったの?大丈夫?』
ああ、なんて優しい娘
『分かった、言うよ』
「はい、解決
だから写真でもうしないでね」
『ええ!それはそれは…どうか、お願いします』
「…じゃあ月1、それだけなら許す」
『わかったよ…』
月イチか、耐えられるかな
「私だってそんなの嫌なんだから…」
『え?』
「なんでもない」
思わず聞き返しちゃったけど、それってそれってさ!
自分の写真に嫉妬してるってことだよね?!
かわいすぎ!!
ああ、俺
すっごく幸せ
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