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バーでの出会い

第9章 幸せにするのは



ふーさっぱりしたー

お湯に浸かりすぎたあっちい

コンビニに売ってるパンツってやっぱ安っぽいなー薄いし

スエット着れないくらい暑い…いつもならパンいちだけど、恭雅の家だしそんなわけにはいかない

んーどうするか


『あがったー?』


「ねえ!あっつくてスエット着れそうもないから、大きめのTシャツとかある?」

『別にパンいちで出てきてもいいんだよー』

「ばかじゃないの!?」


『わかったよ、ちょっと取ってくる』




コンコン

『開けるよー』


「はーい」

『どうぞ』


「どうも」


『じゃあ僕もはいろー』


「なんか飲み物ある?」

『冷蔵庫の中は水とお茶入ってるし勝手に開けて』

「うん、ありがとう」










『ふぇーあっつー』


「あなたがパンいちですか」


『僕の家だもん』


「まあいいけど」


『反応の薄ささすがだな』


「なにが」


『普通もうちょっと照れるとかするだろ』


「悪かったね、普通じゃなくて」


『そういう意味じゃない』


「なによ」


『…見慣れてるのかなって』


「え?何言ってんのそんなわけないじゃん」


『だってあいつのとか』


「妬いてるの?」

『違うわ』


「ふーん、まあ見たことないわけじゃないけど見慣れてるわけじゃないし、誰も照れてないとは言ってない」


『え、その顔で照れてると?』


「なにか?」


『嘘つくとすぐ顔に出るくせに?』


「うるさい!それとこれは別!」


『やっぱなんだかんだ可愛いよな』


「可愛くない!」


『まあまあ、じゃあ見ようか』


「…ぅん」




『ビビってんのか』


「悪い?!」


『いやー』





『じゃあまずは、かんぱーい』


「かんぱーぃ」


『どこぞの男より強そうな紫音まあ、実際強いと思うけど が、怖いのが嫌いとはなかなか女子じゃないの』


「うるさい」


『じゃあ、再生ー』














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