第9章 幸せにするのは
『何みる?』
「何ある?」
『そうだなーアクション、恋愛、ラブコメ、SF、ホラーくらいかな』
「ホラーはヤダ」
『じゃあホラーにしようか』
「私の話聞いてた?」
『うん』
「ホラーは嫌なの」
『だからこそ見るんじゃん、僕いるし大丈夫だよ
なんならお風呂一緒に入ってあげるから』
「入りません」
『えーねぇねぇ見ようよー』
「…わかったよ」
『やった!』
「でも!お風呂とか全部済ませてからがいい」
『なんだよーつまんないの』
「じゃあお風呂借りるね」
『タオルとかは後で持ってくから、着替えはー僕のスエットとかでいい?』
「うん、ありがとうー」
なんだよ、せっかく一緒に入れるかと思ったのにーなんてな