第8章 ほらやっぱり
俺が紫音と出会ったのは少し前のこと
いつものように行きつけのバーに行って今日起きた悪い事を忘れようとした
その日はいつになく失敗して落ち込んだ、だから今日は最悪な日だと思った
でも、違ったようだ…彼女に出会えたから
いつも見たことない顔だったからマスターに話を聞いた
すると、やはり初めての客だったらしい
彼女はひどくよっていてほかの客にも絡みに行っていたようだ
なんだかとても面白かった、それに…可愛く見えた
だから柄にもなく話しかけようと思った
『あのー』
「んー?誰ですかー」
『良かったら一緒に飲んでも?』
「あーどうぞぉ」
わけもなく惹かれるのはいつぶりだろうか
彼女は一生懸命喋ってた
たまに呂律が回ってない時もあったがそれすら可愛かった
『そうですよねーそんなこともあります』
なんて言って彼女が話すこと全て肯定した
嫌われないうに…
今度はシラフの状態でちゃんと話したいな…
なんて思ってその日は帰った