• テキストサイズ

バーでの出会い

第8章 ほらやっぱり


『こ、これ 昨日はサンキューな』


「あ、タオル忘れてたーありがとう!じゃあ」


『あっ』


「ん?なに?」


『いや、そのえっと…携帯もってるよね?』


「まあ、持ってるけど?」


『教えてくれる?あの、この前トレーニングの時足の調子悪いって言ってただろ?いい場所知ってんだ、だから…』


あー俺何言ってんだ……


「え!ほんと!早く治したいんだ!助かるーちょっと呼ばれてて急いでるからお昼休みにまたここで!ごめんね?じゃあ!」



『え?あ、わかった!』





よっしゃあああああ連絡先ゲット!

…はまだしてないけど 嬉しー!やばい!早く昼休みこいよ!




それから待ちに待った昼休みが来て朝と同じ場所で俺は待っていた



「あ!ごめん、まった?」


『ううん、全然』


「よかった!じゃあ、はい あ、QRコードがいい?」


『あー、うんそのほうが楽かな、あ、きた』


「こっちも出てきた、じゃあ追加しとくねー」


『うん、予定空いてる時教えてよ紹介するから』


「もうホント助かる!えーと、奥田って呼べばいいかな」


『うん、まあなんとでも呼んで』


「おっけ!じゃあまた部活でね!」

『うん、また』






『おーなんだなんだー』

ドサッ

『うわっなんだよ、涼汰か』


『なになに、連絡先交換したの』

『なんだよ、悪いか』


『なーんも、お前が緒方狙いなの知ってっから』



『は?そんなんじゃねーよ』


『隠すなってーわかってんだよ朝だって喋ってただろ、あの後めっちゃ顔ニヤケてたぞお前』


あ、見られてたのか…てか、そんな変な顔してたのか僕
『にやけてねーよ!』



/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp