第18章 大切な人
ああ早く見たい…
式始まれーってか浩二のやつずりぃ
花婿より先に見るなんて許されるのか?!
もおおおおおお頭おかしくなっちゃう!
式準備もほとんど手伝わせてくれなかったし
「私からの今までのお礼させて!こんなんじゃ足りないんだけどねw」
なーんてかわいいこと言われちゃったから許すけどさ
唯一やったことといえば席の配置とどんな感じにしたいかのアイディア出したくらいで、あとは全部浩二と紫音
そういえば悠音も結構手伝ったって言ってた
なにしたのか何度も聞いたのに
悠音『紫音と内緒って約束したからだめですー』
って言われた
俺だけのけ者みたいでやじゃない?!
……でゅふっ
でもあんな#NMAE1#だったら、とかこんなかわいい紫音がみられるのかとか思うとこうふ…ゴホン
いかんな、こんな大事な日に
精神統一、落ち着け俺
今は紳士になれ
_数時間後
ああああああついに紫音のきれいな姿を見れる
係の人に言われた位置で待機してると
「緊張してるね」
『え?!何でここに?それにまだ着替えてないし…というか何で係の人と同じスーツ?』
「いひひ、これからのお楽しみだよー絶対いい式だから
って私が言ってもなんだけど、浩二に感謝しないとw」
『ああ、そうだなさっきも会ったけど、またお礼言わないとな』
「うん、では神谷様そちらのドアからお入りください」
そう言われて俺は目の前にある大きなドアを開けた…