第15章 それただのSMプレイだから/短い/夢オチ/なんか酷い
第七師団艦隊が寝息に静まった頃、神威はの部屋にいた。
言わなくても分かるだろうが、夜遣いだ。
神威は、が眠っているであろうベッドに手を付き、布団をめくった。
だが、そこにはの姿はなく、枕が重なっているだけだった。
少し焦った神威だったが、フッと部屋の電気が点いた。
『ひっかかったな!神威!』
は神威の身体をめいいっぱい押し、神威はベッドに押し倒された。
すると、どこから持ち出したのか、の手にはムチが一つ。
「…………え???」
ニヤリと舌なめずりすると、神威の真横をムチでパチンっ!と打った。
『さァて、そろそろ私もいつものプレイが飽きてきた頃だし…。アンタと遊んであげる、神威サン♪』
手持ちのムチで、神威を頬を撫でる。
「………………えっ」
『これから、私の事は女王様と呼びな。下僕が!』
準備していたのか、ぱぱっと手錠で神威の手首を絞めた。
「いやいや、そのキャラどうしたの?」
『はっ。家畜の分際で主人に逆らう気?』
「女王様やら主人やら、はキャラ崩壊???」
『煩い!豚は豚なりにオネダリってもんがあんでしょ!』
「ヤバイちょードSになってる…」
『さぁ…存分に可愛がってやるわ』
K(っていう夢を見たんだけど)
((ぜっっったいに有り得ない))
K(夢に出てくるまで、に罵られたかったのかなぁって)
((きっしょ))