第12章 未来の私も変わらない私
「その敵の罠にハマらないように気をつけるよ。阿伏兎が」
「俺かよ!?」
『その話は後で聞きます…。』
『でもその任務はすぐ終わったし、楽勝とは思うけどね』
未来すげー、ドラえも〇みたい~と感動した。
『もう1個質問なんだけど、私(10年後)は5年後?に行ってなにしたかったの?』
『あーそれねェ…。』
10年後の私が口を開こうとしたら、足元が光出した。
眩しすぎて私と神威と阿伏兎は目を細める。
『何じゃこらァァァ!』
『おー、阿伏兎がまた私を飛ばそうとしてる』
「おいおいマジかよ、本当に未来から来てたとはねェ」
「10年後のは嘘つかないんだ」
『サラッと失礼!!』
『残念だけど、もうお別れだねェ。
若い旦那にも会えたし、こっちは嬉しいかぎりだよ』
『はっ?』
『じゃあね、、みんな』
さっきより一段と強い光を放って10年後の私はいなくなった。
『きっ、消えた…』
「5年後に行ったは何しに行ったんだ?」
『わ、わからん…』
「それに、10年後には俺はの旦那ポジション。いいこと聞けたじゃないか」
『はァァァ!?』
カァーーッと顔が真っ赤になったに神威はケタケタと笑った。
『未来なんてすぐ変わるからな!調子乗るのも今のうちだ!』
「、それは自爆って言うんだよ」
『10年後ォォ!戻って説明してェェ!!』
*
5年前の地に降り立った。
ここは地球。
謎の病原体によって、人々が苦しめられていた。
『……さぁて。ちゃんと5年前に来れたみたいだねェ』
胸元に入っていた一枚の写真を取り出す。
それはと神威と2人の子どもが仲良く写っている写真。
『病気にかかって苦しんでる……
絶対に助けるから、待ってて…!』
写真を直し、腰ホルダーから傘を取り出し、誰もいない地を歩きだした。
A(団長も会議の話聞いてなかったのかよ!?)
K(そうだよ、だって俺はの旦那だからー)
((だからそのネタいじるなって!(怒)))