第8章 卵かけ御飯は好きだけどね。/神威出てきません
地球に滞在して2日目。
朝、卵かけ御飯。美味しかったよ!
昼、卵かけ御飯。…うん?
夜、卵かけ御『待て待て待て!!』
『三食卵かけ御飯!?嘘でしょ!?』
「嘘じゃないアル」
『昨日のすき焼きとの差!』
「すき焼きでお金使っちゃいましたからね」
「三食卵かけ御飯は良くあることだ」
『良くあることなの!?』
ジャンプを読みながらご飯を待つ銀さん。
でも朝昼ときて3連続卵かけ御飯はキツい。
「お腹すいたネ!さっさと用意するアル新八ー」
「なんで僕!?今日は神楽ちゃんが当番でしょ?」
『だから待て待て待て!』
「どうしたアルか?」
『〜〜っよし!ファミレス行こう!』
「「「?」」」
『三食卵かけ御飯はキツい!せめてお菜が欲しい!だからファミレス行こう!』
「でも金欠だぜ?銀さん」
『いいから!私が出すか「「ヤッホォォ!!」」……ハァ』
「でもいいんですか?居候してるさんが出しても…」
『別にいいんだ「大丈夫に決まってんだろ。なにせこいつは春雨幹部やってんだぜ?給料なんか桁外れだ」何言ってんのこの人』
「ったく、すみません…」
『新八くんは謝らなくていいよ。居候させてもらってる身だし、恩返しはしなくちゃ』
「そうだぞォ。仕方ねェ、パフェ3杯で許してやる」
ビシッと3本の指を見せつけてきた銀さんのその指をわしづかみ。
「いだだだだァァ!!」
『あ、言っとくけどデザートは自腹だからね』
ドタドタと慌ただしく用意を済ませてきた神楽ちゃんが、靴に履き替える。
それを見て銀さん、私と続いた。
「出発ネ!新八〜おいてくヨ〜〜」
「ちょ!?待ってくださいよ!」
G(やっぱりパフェはうめェ…あ!すみませーんコレおかわり!)
K(!コレとコレとコレも頼んでいいアルか!)
S(てめェらちょっとは遠慮しろォォ!)
(合計 35027円になります)
((おぉ…高ェ…))