第7章 髪型で1日の気分は変わるよ。多分
あらゆる質問攻めを無視し、幹部と書かれた札の席に座った。ちなみに神威は隣。
いつもの正装と違う私を他の師団は会議が始まってもジロジロジロジロジロジロジロジローと見てくるから睨みつけてやった。
『あーあ。阿伏兎の話は長いしつまんないし…ふぁ〜あ眠いわ…』
「聞こえてんぞ」
手元にある資料を折って飛行機を5個ほど作り神威に向かって投げるが、できが悪いのか思った方向には行かず全然関係ない師団の副団長に当たったりした。ごめんね。
まぁまたそこで阿伏兎に注意され、游燐にはチョップをくらった。
「……、俺に向かって投げてるの丸分かりだよ」
『んー、なんで当たんないかな?綺麗に折り目つけて作ってるんだけどな』
「…根本から俺の知ってる作り方じゃないな。ちょっと貸して」
「団長までやらなくていいから!」
『あ、もう紙ないんだよね。游燐、余ってない?「ったく、遊ばないでください!」いたっ』
『私だって本当はこういう堅苦しいのは嫌いなキャラなんだから!本編の設定に書いてたっしょ?』←
「その前に今は会議中です。静かにしてください」
『…あ、ゴメンね師団の皆!』
手に持っていた残りの飛行機を適当に上に投げたらそこで神威にヒットした。
『やった!』
「幹部、落ち着けないんですか」
『いや〜興奮だよ興奮!んふ〜っいた!』
「……」
『ごめっ、無言やめて!怖いから!』
((あ!見て見て!髪の毛なおったよ))
Y(直った、と言うより禿げました?)
((…ペッペッペー!))
K(うーん。先をもうちょい尖らせた方が…)
A(団長はまだ飛行機作ってたのかよ)