第1章 1
ロー「へーゼル屋、質問に答えてもらう」
『なんなりと』
ロー「お前の賞金はどうやってあげたんだ、噂じゃ島の住人を全員殺して賞金がついたって話だが」
ペン「ちょ、船長!急に何ぶっこんだ事聞いてるんだよ!」
ロー「どうなんだ」
食べたパフェをコックに戻すと二カッと笑った
『トラファルガー、その噂話は真実だよ。
だけどね私はあんたに素性を話す筋合いは無いね、話したい時に話す!それが嫌なら煮るなり焼くなりしてくれて構わないよ』
ロー「クク・・いいだろうへーゼル屋、お前を次の島まで乗船する事を許可する、ただし妙な真似をしてみろ、その時はお前をバラして魚の餌にしてやる」
『了解ー』
ベポ「やったね!俺ベポ!ベニー宜しくね!!」
『よろしくベポ!初見で非常食と思ってすまなかったな!』
シャチ「(非常食って・・・)お俺はシャチだ、そしてこっちがペンギン!仲良くやろうぜベニー!」
こうしてベニーはロー率いるハートの海賊団に次の島まで居候をすることになた
「船長・・ちょっといいですか?」
ペンギンがローの元に寄るとボソリと話し始めた
ペン「さっきの話、本当ですかね?」
ロー「・・嘘は言ってねぇだろうな、たださっきあいつが島で争ってた野朗を少し見たが全部急所が外れていた、そんな甘っちょろい奴が自分の島の奴を殺ったとはどうも思えねぇ」
ペン「そうっすね・・なんかあるんでしょうね」
ロー「まぁいずれ分かんだろ」
ローはコックからコーヒーをもらいベニーに視線を向けたが
当の本人はベポとシャチと楽しそうに会話をしていてローには気付いていない様子だった
ロー「面白い奴だ・・」