第6章 6
ローの言われた通りあまり遠くには行かないように配慮しながら魚スポットを探していた
『寒暖差で体壊しそう・・・』
何となく中間地点でしゃがみ込むと海目掛け竿を垂らした
目の前によくわからない生き物がいたが無視した
「いや!無視するな!!」
『ええー、何なのあんた体浮いてるよ?怖いんですけど話しかけんな』
「よそ者に教える気はねぇよ」
『そうですか、・・・・あ、もしもしロー?何か風船人間が私の魚釣りの邪魔するから相手してほしいんだけど」
ロー「てめぇ・・・いちいち必要ねえことで連絡入れてくんな!!」
『いや、大アリだか助けて~ヘルペスミー』
ロー「勝手にしろ、その位の敵が倒せないんだったら晩飯はないと思え」
『・・・・』
通信を切るとベニーは風船男を睨みつけた
「ななんだやんのか!?」
『晩飯抜きとか・・・あの野郎・・ぶち殺してやる』
「え?」
勢いよく風船男に向かうとあっという間に倒して身包みをはがし、必要なものは手に入れた
『おし、ハンティング終了!さ、かーえろ』
『・・・ってことになってさ~船長のせいだからな!!』
ロー「誰が身包みまで剥がせと言った」
『だって船長側に帰るとき寒いと思ったからさ~それにお腹すいてたし』
ロー「腹の具合は関係ねぇ・・」