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自由気ままな食生活

第5章 5



古びた小屋の傍の石に腰掛けるピンク色のファーに身を包んだ男はベニーを見るや否や喉を鳴らし笑っていた

「久しぶりだなベニー」


『何の嫌がらせだドフラミンゴ、お前は此処で始末してやる』


ドフィ「ククク・・お前は相変わらず周りが見えちゃいねぇな」


『なんだと?』


ドフィ「革命軍に命を救われ生きてきたらしいな」


『そうだ、お前を殺す為だけに力をつけてきた』


ドフィ「お前の力は認めている、あの日もわずか10歳にしてあの覇気だ、少々俺も本気を出しすぎた。
まぁだからこうして会いにきたんだ、正式にお前を俺の仲間に入れる為に」


『誰がお前の仲間になんかなるか!私は海賊は嫌いだ』


ドフィ「ほー・・ならなぜローの船に乗っている」


『お前には関係ない』


ドフィ「いや、関係はある・・だから言ったろ、お前は力は付いたが周りを見る力は付いてねぇ」


座っていた腰を起すとニヤリと笑った


ドフィ「ローは俺の仲間だった男だ」


『は?』


ドフィ「ククク・・滑稽だな、この俺の部下だった奴の船のクルーになるとはな、下調べが浅かったな」


『嘘だ・・そんな筈ない!』


ドフィ「俺はあいつの椅子を取っといてるんだ、”ハート”の席をな」


高笑いするドフラミンゴにベニーはフォルスターを武装色で覆うとドフラミンゴに構えた


『この鉛玉はお前を殺す為海楼石で特別に作った物だお前等能力者はこれで殺してやる』


ドフィ「”お前等”ということは船に置いて世話をしてくれたローも含まれているのか?」


『黙れ!!武装色硬化!!アニヒレイション!!』


撃たれた弾は糸で弾かれベニーはドフラミンゴに蹴飛ばされると馬乗りの体制になった


『退け!!』


ドフィ「お前を仲間に入れるのはまだ早かった」


『っ!!』


ベニーの銃を取り投げ捨てると近距離から自身の持っていた銃をベニーに向けて構えた


ドフィ「アイツへの置き土産だ」






2発の銃声が一帯に響くとそれを聞いていたローは音のする方へ走った

倒れているベニーへ駆け寄ると腹には2発玉がめり込んでいた


ロー「おい!!しっかりしろ!!ベニー!!」


『がはっ!!』


ロー「ベニー!」




 


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