第5章 5
ローの不敵な笑みを見たペンギンとベポは背筋を伸ばした
ベニーはシャチと散策しているとシャチはため息を吐いた
シャチ「お前さ、その多額の食費どうやって賄ってんだよ」
『んー?あー前に船長が『俺のクルーに金で困らす様なことはしねぇ』って言ってたのを船長に毎度言ってお金もらってる』
シャチ「おいそれ恐喝」
『男に二言はないって言ったの船長だし』
シャチ「だけどよ、限度ってもんがあるだろ」
『ゲンド?難しい言葉だな』
シャチ「もういい;お!!ベニー見ろよ!!これ超美味そうだぞ!!」
『まじでか!おっちゃんこれ全部くれ!!』
シャチ「だから限度!!」
満面の笑みで笑うベニーにシャチもついつられて一緒に笑った
大量の焼きそばを持って船に戻ってきたベニー達はローの存在がないことに気がついた
『あれ?船長どこ行ったの?』
ペン「あー、野暮用だよ」
『ほー女か』
ペン「ちちげぇよ!!ちょっとそこまでだよ」
『なんだその主婦みたいな言い方、別にいいんじゃない?健全な男の子なら溜まるもんもあるだろうしね』
ペン「お・・女の子がそんな事言うんじゃありません!!」
『ペンギンはホントお母ちゃんみたいだな;』
ペン「うるせ!」
『あともう一つ気になってることがあるんだけど』
ペン「なんだ?」
『ペンギンの横で私の焼きそば食ってる命知らずの阿呆は何処のどいつだ』