第5章 5
船長の命令で新しい島に到着するとそこは大層賑わっていた
ペン「なんか凄い賑わっていますね」
ペンギンがキョロキョロ辺りを見渡してる隙に
ベニーが勢いよく船から降りると、木に貼り付けていたチラシを取りローの元に戻ってきた
『見て!春祭りだって!』
ロー「ほう」
『うわー興味なさそうだな~』
ロー「おい、一人で出歩くのはダメだと言ったはずだ」
『・・ソウデシタネ』
ベニーはトラブルメーカー認定をもらっている為、島を一人で出歩く事を禁止されていた
仕方なくシャチを連れベニーはリュックを背負った
『シャチと散策行って来ます!!んじゃ!!』
シャチ「俺の意思は無視ですかベニーサーーン」
半ば強引に連れて行かれたシャチを見てローは眉間に皺を寄せた
ペン「面白くないですか?」
ロー「ペンギン、無駄口叩く前に洗濯でも終わらせろ」
ペン「え?!洗濯はベニーの当番・・・アイツわかってて消えたな!!!」
イーッとなっているペンギンを背にローは島の一点を見つめていた
ベポ「キャプテン?どうしてこの島来たの?」
ロー「何でだと思う?」
ベポ「桜を見たかったから?それともベニーを喜ばせる為?」
ロー「間違いではないが違う、この島は・・
ドフラミンゴが統括している島だ」
ベポ「王下七武海のドフラミンゴ?!」
ロー「そうだ、建前上島の繁栄だが裏は政府も知らねぇ所だ」
ベポ「なんでわざわざ来ちゃったの?」
ロー「俺が七武海ならアイツも手出しは出来ねぇはず・・いろいろ話をつけなきゃならねぇからな」
ベポ「気をつけてねキャプテン」
ロー「ああ」