第3章 3
「「「シャボンディ諸島???」」」
ロー「そうだ、そこでコーティング屋を探す」
シャチ「ってことは新世界!!!」
『へーおいしい物あるかな~』
観光誌を手に食堂の机に座るベニーの正面にローとペンギンが座った
ロー「今回の船番はベニーに決まった」
パラリと手に持っていた本が落ちるとそれをペンギンが拾った
『嘘だよね?』
ロー「いいか、この島は天竜人が辺りで奴隷を探している島だ、トラブルメーカーのお前がこの島に行ったら天竜人の妻にされるのが関の山だ、だからお前はココに残って留守番をしろ」
『観光は?名物たこ焼きは?』
ロー「ない」
『絶対に嫌だ!!私は船から出て観光してご飯食べる!!』
ロー「ダメだ!!」
ジリジリと近づく2人の顔を剥がしたペンギンはベニーの肩を叩いた
ペン「なんでお前を船番にしたか船長の気持ちも分かってやれ」
『何が、ただのいやがらせだろ』
ローはため息を吐くと乗り出していた体を椅子に戻すとベニーをじっと見つめ話し始めた
ロー「・・・お前は周りから見たら美人の部類に入る。
天竜人に目を付けられるのは何もしなくても分かる
それを知っててお前を島に降ろす訳には行かない。
お前の安全を考慮して今回船番に選んだんだ
言っている意味分かるな?」