第2章 2
シャチ「どうすんだよ、絶対ショック受けてるよ、流石のベニーでも傷つくだろ」
ペン「変な意味で捉えられたらショックだろうな」
ベポ「変な意味?」
シャチ「ほら男に対して、尻軽女って言ってるようなもんだ」
ベポ「キャプテン酷い・・」
ペン「可哀想に」
そんな会話が背後から聞こえたローは一旦船長室に戻り刀を取ると島に降りる準備をした
ベニーは島の酒場に入るとカウンターに座った
『ビールください』
ビールに口をつけると隣に人が座ったのが分かった
「おめぇみてぇのが一人で酒場とは似合わねぇな」
『別にいいでしょ』
「酒に付き合うなら飯代もってやってもいいぞ」
『よし付き合おう』
手を上げすかさず注文をいれた
『それで、なんでこんなところに居るのさキャプテン・キッド』
ジッと見つめるとキッドはにやりと笑った
キッド「俺がいちゃまずいのか?へーゼル・ベニー」
『まずくはないけど、今の状況をあのお方が見たら私、殺されるかも』
キッド「ほーそりゃ見ものだな」
『勘弁して、私これ食べたら帰るから』
キッド「好きにしろ、ってお前どんだけ食う気だ」
『いや、まだ三皿しか食べ終わってないけど』
キッド「品ってやつを知らねぇみてぇだな」
『品数は把握してる』
キッド「誰がそんな話した、品格だ阿呆」