第2章 2
ベポにあーんしていると丁度ローも食堂に現れベニーは手を振り椅子に座らせた
ロー「なんだ」
『な!船長も食べてみ?このイカ焼きバカうまだから!はい!あーん』
口元にベニーが持っていくと一度躊躇したがパクリと口に含んだ
その行動に廻りのクルーは目を見開き驚いていた
『な!旨いだろ?!』
ロー「・・ああ」
シャチ「船長!おれのもあーん!!」
シャチが船長の口元に持っていったがそれは拒否された
シャチ「なんで俺のはだめなんだよ!!」
ロー「おいベニー、さっさと部屋に戻って服を片付けろ、邪魔で仕方ない」
ベポ「俺も手伝ってあげる!一人じゃ大変だもんね」
『ベポありがと!後でお菓子あげる』
ロー「おい、焼きそば以外に何を買ってきたんだてめぇは」
『よし!いくぞベポ!いざ!お菓子の国へ!!』
ベポと共に食堂を出ると盛大なため息を吐いた
ロー「あいつは俺を船長と分かっての行動か?先が思いやられる・・」
ペン「ベニーをクルーに引き入れたのは船長ですからね」
ロー「少し躾が必要だな」
にやりと笑うローにペンギンたちは冷や汗を流していた
部屋の片づけが終わりベポと甲板に出てお菓子を食べていた
ベポ「ベニーは本当よく食べるね~」
『昔から旨い物には目がなくてな!』
ベポ「ちょっと聞きたかったんだけど、どうしてあの酒場で海賊と喧嘩してたの?ご飯でも食べられた?」
『いや、ちょっと腹が立ってね』
ベポ「どうして?」
『トラファルガーが悪く言われた事に』
ベポ「そうだったんだ、キャプテンそのこと聞いたら喜ぶよ?」
『言う訳ないだろ;ただ、あいつは他の海賊とは違うと感じたんだ、だからここのクルーになった』
ベポ「そっか♪」
『よし!酒盛りする為に皆呼んでくる!!』
ベニーが出て行くと同時にローがベポのところにやってきた
ベポ「良かったねキャプテン!」
ロー「ったく、躾ける気もうせた」
鼻で笑いベポに寄りかかるとそのまま目を閉じた