第1章 1
そしてその場にもう一組海賊が食事をしていた
シャチ「物騒な野郎だな、クルーを串刺しにして投げ捨てたぞ」
ペン「シャチ、余計な事言うな!聞こえたら面倒だろうが」
シャチ「俺はよ、あんな奴怖くもなんともねぇぞ!」
ペン「分かったよ;それより船長、さっきのそこの海賊の話聞いてましたよね?ベニーって女、年齢が10歳にして賞金9千万って海軍の間違いかなんかですかね?」
ロー「さあな、そろそろいくぞ、この島のログは溜まったんだ、長居は無用だ」
席を立ち勘定を終え店を出ようとした瞬間
殺気を感じ振り返ると鈎爪のキャンドラの顔すれすれを通り後ろにあった花瓶が割れた
「誰だ!!この俺に挑発を仕掛けた奴は!出てこい!」
モブ「船長きっとへーゼル・ベニーの仕業ですよ!あの女噂じゃ相当な銃の使い手って聞いたことありますよ!俺らが話してるの聞いて怒ったんじゃないですかね?」
「10歳のケツの青い餓鬼がか?何処から撃ってきやがった・・野郎共!近くにいるはずだ!探し出して必ず潰すぞ!」
ドワっと海賊達が出て行くとペンギンが船長に耳打ちをした
ペン「誰がやったんだか・・あいつらの言うベニーがやったんなら相当な腕っすね、この辺の町の建物はそんな高さも無いから
あの海賊の背後にあった瓶を撃つとするなら、もう少し高台じゃないと撃てねぇ・・しかも高台はあの時計台しかない」
ロー「・・・ペンギン撃たれたのは弾じゃなく釘だ」
ペン「え?」
ロー「まあいい、行くぞ」
投げられた釘を受け取ったペンギンはポッケにしまった