第1章 1
ベニーは立ち上がり海賊の席に視線を向けた
【ほう・・上玉の姉ちゃんじゃねぇか、ほら早く来いよ】
自分の酒瓶を持つとその瓶を頭といわれる男の頭にぶちまけた
【てめぇ!!なにしやがんだ!!】
『私はお前みたいなゲス野郎が嫌いなんだよ
あとな、トラファルガー達を悪く言う奴は許さない、あいつは見かけは鬼みたいだがこんな食い意地張った女でも助けてくれるいい奴だ!
てめぇなんかに飲ませる酒はねぇ、さっさと消えな』
【なんだと?!・・そうか、お前トラファルガーの女だな?
】
『女じゃない、ただの居候だ
親父、すまん、騒がしちゃって』
「良いって、俺もそこの海賊には困ってんだ、この際コテンパンにやってくれたら酒代チャラにしてやるよ」
『まじでか、飯も食べていい?』
「好きにしろ」
一気に気合が入ったベニーは海賊を外に出すと拳銃を出した
【楽しませろよ女~夜は長いぜ】
『きもいな、さっさと終わらせるか』