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自由気ままな食生活

第1章 1



ロー「へーゼル屋一体こいつをどうするつもりだ」


『えっと・・今夜のディナーに?』


ロー「誰がこんなでけぇ魚釣れって言ったんだ?なんの嫌がらせだ、仕事を増やすんじゃねぇ」


『えーシャチが言った、私じゃない』


シャチ「人のせいにすんなよ!俺じゃねえだろ!!お前が『大きい魚釣ったら勝ちのゲームしよう!』なんて言ったんだろが!」


『だから私の勝ち!ざまーみろ~』

うぇーいと万歳するベニーにペンギンは頭を抱えた


シャチ「だからって海王類はないだろ!!頼むから早く始末してくれ;;」


ベポ「うわぁ!大きな魚!!ベニーが釣ったの?凄いね!!」


『ありがとベポ!こいつをコックに料理してもらって今晩は宴だな!!』


ロー「何勝手に宴だと決め付けてんだ、へーゼル屋さっさと始末しろ」


『任せて!!私の胃袋の為、そしてベポの可愛らしいモフモフの為にベニー行きまーす!!』



海王類に飛び乗るとベニーは拳銃を構えた


『武装色 硬化・・アニヒレイション!!』


真っ黒に覆われた拳銃から放たれた弾丸は脳天を貫き

電気が流れると海王類は水しぶきを上げ倒れた

船に降り立つと銃をしまい満面の笑みで解体作業に取り掛かっていた


『シャチ、やっぱ釣りって楽しいな~』

キャッキャ騒ぐベニーにシャチは唖然と見ていた


シャチ「俺の知ってる釣りと全然違う、俺はお前が怖いぞ」


その日は海王類のフルコースが食卓に並んだ



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