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Season~声優さんと一緒~

第15章 cushion(梶)


「人にモノを頼むのに敬語じゃないんだ?」

いつもの優しい梶くんじゃない…

低い声に背中がゾクゾクする。


一歩近付き、私の横にしゃがみ込む。

「何て言うのかな?」

「………さい…。」

「ん?」

「助けて…下さい…」

目を逸らして、ソファーに埋まる足元に視線を落とす。

すると、耳元に吐息が掛かる。

「い・や・だ。」

言い終えると同時に耳たぶを甘噛みされる。

「ひゃっ!」

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