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Season~声優さんと一緒~

第14章 short(達央)


玄関に入ると、あったはずの靴がない。

「出掛けたのかな?」

独り言を呟き、リビングの絨毯の上に寝転ぶ。

「どこ行っちゃったんだろう。」

スマホを見ても、何の連絡も無い。


「もう…」

床に広がる髪を摘まんでみる。

「ずっと同じ長さだし。スタイル変えたいのは事実なんだけど…」


髪が長い方が、タツが好きかな?って思って伸ばしてた。

『どうでもいい』

「そんなこと言わなくても良いじゃない…」

ゴロンと寝返りを打ち、膝を抱えながら瞼を閉じる。

「早く帰って来ないかな…」

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