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Season~声優さんと一緒~

第13章 上富夢(遊佐)


「あっ…あの…」

「ん?」

「すみません…ご迷惑ですよね…」

恥ずかしくって、顔を見られない。

もうこの場から立ち去りたい。

ジワリと目頭が熱くなる。

唇を噛み締め、顔を伏せる。


「迷惑…」

その言葉を聞いて、やっぱりと思いながらも落胆する。

瞬きをすると頬を一筋の涙が伝う。

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