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【HQ】恋愛クロニクル【東峰旭】

第9章 GW合宿 2日目 東峰side


それを確かめるように、俺は少しだけ、黒崎を抱きしめる腕に力を込めた。
それまで我慢していた涙を、彼女が遠慮なくこぼしだすのにそう時間はかからなかった。

じわじわと彼女の涙のあとがTシャツに広がっていくのを感じる。
少し冷たく感じるそれさえも、愛しく思い始めている俺がいた。
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