第1章 ~第一章~二人の日常
それに応えるようにユーリはそっと彼女へと口づけを落とす
ユーリ「…ありがとう、ユヅキ。俺もユヅキのことが大好きだよ」
そういうとユーリは少し意地悪な笑みを浮かべて、私とおでこをコツンと合わせながら低くて甘い声で囁いた
ユーリ「……でもあんまり可愛いこと言うと………ユヅキのこと食べちゃうよ…?」
その言葉を聞いたとたん、ユヅキの顔は耳まで真っ赤に染まった
「……っ…、そんな…朝からはダメだよ…ご飯もまだだし…」
恥ずかしくて俯きながら小さい声で応えた私を見ながら、ユーリはふっと笑みを浮かべた
ユーリ「ユヅキは本当に可愛いなぁ~…でもそんな可愛い反応して……俺のこと誘ってるの…?」
そうして熱を宿した眼差しを私に向けながらユーリは甘く囁いた
ユーリ「…ごめん、ユヅキ…俺、やっぱり我慢できそうにないよ…まだご飯の前だけど……少しくらい、いいよね…?」
そう言うとユーリはユヅキの返事も待たずに胸元へと少し強めに口づけをした
「…っ!!…んっ……」
いきなり訪れた強い刺激に思わず身をよじりながらもユヅキは薄く目に涙を浮かべた
「…ユーリぃ……ダメっ……」
そんなユヅキに覆い被さり、少し乱暴にネグリジェを脱がせながらユーリは息を荒くして身体中にキスを落とす
ユーリ「ごめんね、ユヅキ…優しくしたいんだけど……あまりにユヅキが可愛いから、早くユヅキと繋がりたくて……今日は優しくできそうにないよ…」
それだけユーリが伝え終わると同時に私の腰元へと強い痺れが駆け巡った
「…っ!!……あぁっ…やっ…ユーリ…っ…!!」
そうして何度も身体を重ね、私は今日もユーリに翻弄されるのであった。