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ひとつの宝箱 R18

第8章 銀魂 高杉編


目を開けると鳥のさえずりが聞こえてきた

「…はっ」

しまった…寝てしまった…

隣には晋助が寝ていた

昨日の出来事が、とても恥ずかしくなってきた
私は…私の部屋!

ベッドから降りようとすると手を掴まれていた

「晋助様離して…」

優しく言うと手を離してくれかのように力が弱まっていた
そしたらまた強くギュッと捕まれた

「いった!」

「クククすまねぇ」

少し怒りがありながらもベッドから無事に降りられた

「私の部屋〜」

凛の部屋はまるで寺子屋のように学習机などが並べられていた
それにすきな漫画まで…


「すっごーい!」

早速下腹部が痛み出した
昨日は夢じゃなかったんだ…すこし晋助様と距離を置こう…そう思っていた

また子ちゃんや脳みそがからからの隊士、凛は早速授業をうけていた

「私ぐらいの子供もいるの?」

また子に聞くと

「よく分からないっす、寺子屋にも色んな種類があって晋助様も通っていたんすよ!」

「なんか凄いんだー」


あっという間に1日がおわった

そして夜になると最近鬼兵隊と手を組んだ春雨の団長さんと話をしている

「神威も、寺子屋いってたの?」

「俺なんかは生きる場所が戦場だったから親父と殺し合いしてたなー」

「え!なんか怖!」

「アハハハそう?楽しいよ」

神威は春雨の中で1番話しやすい存在だった
そして楽しい時間もつかの間で、アラームがなった

「凛、どっか行くの?」

首にかけている時計はアラームで晋助様とねる時間だった

「戻らないと怒られちゃうバイバイまた明日」

「うんまた明日」

部屋に戻れば遊女と抱き合ってる晋助がいた
これは…部屋に戻らない方が良さそう…

戻ろうとすると気配に気づいたのか

「凛、はいれ」

低い声でいわれ、逆らえないので入ることにした


「…すいません、寝たいです」

「ククク餓鬼は寝る時間か」

そう言うと遊女と出ていってしまった

なんなの…一体
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