• テキストサイズ

ひとつの宝箱 R18

第5章 銀魂 神威編


スッと手を挙げ質問する
勢いよく立ち上がったせいか、視線が当たる
「これって犯罪ですよ」

「それがどうした」

「いや、ダメですってば」

阿伏兎はやれやれと思わせるような素振りをし
「神凪、お前は離脱しろ」

と念を押しながらいい私は知っておきながらも無視はできなかった

「私はこの作戦に反対です。そして離脱します。また、日本幕府にこのことを伝え阻止する意向を示します」

そう言うとザワザワしだした

高杉が席から立ちこちらへ向かってきたそして、目の前に立ち顎を掴むと冷血な目で
「ここは警察ごっこじゃねぇんだよ小娘、邪魔するなら今しろ」と

手をパシっとはたき、にらみ返す


「警察ごっこじゃありませんなら、いまここで全員蹴散らします」堂々発言をするとともに構える。高杉は刀を抜く。そしたら、神威が立ちあがって

「まぁまぁ、神凪は俺のお気に入りだから。傷つけないであげて。ちゃんとあとで叱っとくからさ」

なんだかとても悔しかった

「晋助様、神凪が裏切ったら大変っすよ」

「神凪殿にも春雨を敵回したらどうなるかぐらいは分かるはずでござる」

とても悔しく、恥ずかしくなった

会議が終わると自室に戻った

がらがらと音がなれば高杉が来て近くで腰を落とした


「神凪、お前は何がしたい?」

「私は、この世の悪い人たちがいなくなってほしい」

「ならお前は、年貢で苦しんでいる百姓やそれより低い身分が差別されてるのに無視する幕府はどうなんだ」

なぜか日本の歴史みたいなことを言われた

「それでも、それでも、今の日本は前へ歩まないと行けないんです。それにその話、前に将軍様が変わったとかで反乱が少ないそうだし、今の将軍様も質素な暮らしが好きだとか?いつか、希望の光が見えるんですよ」


といえば鼻で笑われた

横を振り向けばそこには高杉の顔がありチュッとキスをされた


「強情な女は嫌いじゃない」
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp