第5章 銀魂 神威編
結局一緒に寝ることになった
そして翌日
「ん〜よく寝た、はずもないや」
怠い体を引きづって窓側に向かう
今日が…地球に行く日かー
「神凪もう起きたの?」
コクっと頷くと神威は首を傾げて「どうしたの?」と言った
「いや、地球ってどんなとこなのかなーって思ってさ」
「んー、いい所、なんじゃない?まぁ悪い人はいないらしいけど」
そうなんだ、と思ってしまう。悪い人がいなければみんな幸せなんだと思ってもしまう
阿伏兎がドアをノックなしで開けて
「おいそろそろでるぞー」と言えばすぐさまじゅんびをした
そして、 地球 というところに付くととても綺麗でオレンジ色の丸っこい太陽と白いもふもふしてそうな雲と
太陽の光を反射させる海に風が揺らげば木々達も揺れる、そしてなにより鳥達の声が心地よかった
「神威〜、私地球に住みたいよー」
神威に言うと神威は笑顔を貼り付けながら
「俺達夜兎族は居場所は戦場。それに太陽に当たってると弱ってしまう。血に抗う程、家族というのに縛られてる奴にはなって欲しくない」
その時の神威の顔が何故か不気味に殺気が混じれていた
「あはは〜それより任務の内容は?」
「阿伏兎に聞けばわかるよ行こっか」
手を伸ばされとり阿伏兎のところへ行く
他の隊員達と、鬼兵隊という日本のテロ組織と組む任務らしい
「今からー春雨と鬼兵隊の作戦会議をはじめる。まず、今回の目的は春雨が大量の麻薬を日本に送り込むため幕府の目を鬼兵隊にする。ということが目的だ。
鬼兵隊は新撰組、江戸城、歌舞伎町を襲い、我々春雨はその間に麻薬を送り込む。なにか質問はあるか?」
ーーーーーこれってテロ?犯罪だよねーー?