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ひとつの宝箱 R18

第9章 DIABOLIK LOVERS 激裏


「これで最後だ」

ルキ君の冷たい声と同時に体を反って意識を飛ばした

最後に見えたのはふたりが笑う声と顔だった


目が覚めると革命軍の本拠地 だった

「おはようらな」

昨日とは全く違う態度だった
あんなことされるのは、任務に失敗した時か気分を害した時だ。ましてやあんなことされるのは、私とコウ君とルキ君のみだ。


「おはようございます」

早速王宮軍の情報を頼りに次に狙うところを見つける
「あの…ここはどうでしょうか?」

地図に指さして、知的班とコウ君で見せる

「ぇえ〜、ここめっちゃ木があるじゃん」

コウ君はダメだって言ってるけど知的班は
「ここを逆手に取ると、木の上からでも攻撃できるしとってもいいと思う」

「でもさぁー雷落ちたら僕丸焦げじゃ〜ん」

「でしたら天候が良い日にしましょう」

「結局そこなのね…」

コウ君はがっかりしていたが、上手くいきそうでよかった


「少し息抜きしてきます」

本拠地近くにある花畑で水をやってると物陰から声がした

「だ、だれですか!」

震えないように声を出して誰かと問う
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