第9章 DIABOLIK LOVERS 激裏
長い口付けが終わるとゆっくりと胸元のリボンを外す
隠さないと…!
「やめて!お願い!」
抵抗してもヴァンパイアの力には適わず、外されてしまった
そして鎖骨の近くで這っていた舌がとまった
きずかれたかな…
ライト君は怒りが混じった顔で
「これなに?」
目線の先にはちらほらとある紅い花が咲いていた(跡)
「ラナは前のやつにもやられてたのか」
といつの間にかベッドに座ってるアヤト君が言った
「こ、こ、…これはぶつけてしまい」
なんとか過去のことを悟られないようにした
「へぇー」
ライト君がアヤト君の方を見る一瞬を見てドンッ突き飛ばし部屋をあとにした
そしてその先にはしゅうさんがいた
「お前、困ってるんだろ俺の部屋に来い」
「ありがとうございます」
ついてしまったことに後悔するのはまだ先のことであった
「しゅうさんはとても優しいです」
「そんなこと俺には知らない」
そしてベッドで添い寝してもらい寝てしまった
あの時の夢を見た
確か、任務が完了したが集合時間に遅れてルキ君とコウ君を待たせてしまった時、近くの小屋で吸われたりあとをつけられたり、その夜は、更に耳責めをしてきたり、吸血や抵抗したら殴られて、地獄のようだった
多分今回はもっとひどいんだろうな。あと20数日。ルキ君とコウ君怒ってそうで怖くて帰れない