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【ハイキュー原作沿い逆ハー】空飛ぶカラス

第2章 たった1人でのゴールデンウィーク合宿



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夕飯を終えると、3年以外の部員は寝室となる大広間で思い思いに過ごしていた。
3年は年功序列により先に風呂に入っている。


敷かれた布団の上で車座になっていた2年が、
日向をその輪の中に呼んだ。


「なー日向、実際お前、美月とどういう仲だ?」


夕飯の時間、日向と美月は部活中には見せない
仲睦まじい姿を部員の前にさらしていた。

がっついて食べる日向を注意したり、日向の好物を率先して皿にとってやったり、
しまいには日向が頬にくっつけた米粒をとってあげたり…


美月の甲斐甲斐しいお世話っぷりに部員たちはあてられていた。
あれは幼馴染でもさすがにナイ、と2年の話し合いの中で結論付け、
日向を尋問する次第となったわけだ。


「仲…?お、幼馴染ですけど」
「とぼっけんじゃねーよッ!ただの幼馴染があんな新婚夫婦みたいなことするかァッ!!」

目を剥く田中の横で2年メンバーが腕組をして頷く。

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